2003/06/01


あれだ。

「せっかく定例をやってるなら、その内容でもネタにしたら?」

自分の心のどこかで、そんな声が聞こえたりもする。

本当に聞こえたら病気だけどね。

で、第3回塩定例集会の内容でも軽く書いてみようかなと。

でもね。

ネタにする気なんか無かったからSSなんて一枚も取ってないのよ。

かつて無いね。

旅行を終えて現像に出した写真が、カバーついてて全部真っ黒だったような。

でもそれだからこそ、多少の脚色を元に伝えられることもある。

と言うわけで、いつもとはひと味違う内容をお楽しみください。


定例の開始時間は夜10時。

前回の教訓から「どうせ時間ちょうどには誰もいないだろう」などとタカをくくっていた。

最近はスキル上げもかねて白夜で参加しているのだが、

ヴァンパイア化しているために一度降りるとそのままでは再度馬には乗れない。

それならばいっそはじめから馬には乗らない方針で。

馬を預けて集会所であるパプアに向かった。

恐るべき事に、既にアンダリエル氏が内部にいるのが確認できた。

急いで銀行内に走ると、リオンさんも現れた。

前情報で第一回、第二回参加のnoodle&茶の死に隊長コンビが不参加なのはわかっていた。

かわりにGEROが参加する予定であったがメッセにオンラインの表示もなく。

したがって3人で机に向かったわけだが、ここで生け贄の名前が目に入った。

先日ギルドに入隊したばかり、ヤング取れたての女パラディン「ringo」。

コンタクトを取ると、来れそうと言うことで、しばし待ってみる。


程なくして現れたringoを銀行内部に導いた。

昨日あげた帽子とオスタが見事になくなっていたのは、預けたのであろうと良い方に解釈した。

別段何か目的あって集まったわけではないので、談話が始まる。

ringoが「ちょっと質問したいのですが」というので、

気さくに「はぁい」と返答してみた。

直後にリオン氏が「なんでしょお?」と返答。

微妙に先に解答権を得た気分だった。

なにやらルーンブックのチャージが0になったのでどうしたらいいのか、と言うことだった。

あれ、昨日教えたのってパラディンのセイクレットジャーニーじゃなかったっけ。

それはともかく、解答権を得たはいいが、あえて返答はさけることにした。

私が引いてリオンさんだけがしゃべることはあるが、

私が押してしゃべってもリオンさんが引くことはない。

ので、混乱させぬためにもあえて口を挟まずにいた。

リコールスクロでチャージするんだよと言う返答に、

当然「リコールスクロ?」と言う返事が返ってくる。

そこでアンダリエル氏が「こんなやつ」と、出したのはメテオのスクロ。

さすが、拾い物に関してはさすがの私も負けを認めるほどの人物だ。

それにすかさずツッコミをいれるリオン氏。

それメテオだし、色同じだけど向き逆だし云々。

そこでアンダリエル氏が言ったね。

「(いちいち細かいことを・・・。いつかシメてやる)」(意訳)

意訳とは書いてあるけど言い方はこんな感じでしたよ。

リオン氏は「はぅTT」とリアクションするわけですが、

当のアンダリエル氏がその後のフォロー無いあたり本心かと。

いつでも手伝いますよ?

さておき、その場は私が本物のリコスクを出して事なきを得たわけですが。

もちろんモンスからのルート品です。

無事チャージすることも出来、一行は旅立つことに。

「さぁいくぞ、どっかへ。」

「リオンタクシーにまかせた」


と言うことでコブトスにたどり着きました。

TD魔法不正落ち暗黒時代を過ごした私にとって、ブリタニアは実は結構未探索だったりします。

ナイトサイトを使うと落ちる環境では、暗いダンジョンには近寄らず。

ロストランドやイルシェナーを駆け回っておりました。

だって、暗くなった瞬間に各地で聞こえるナイトサイトの呪文に怯えるあの頃は

黒ひげ危機一髪な気分でしたよ、まるで。

実はあれ黒ひげとばした人が勝ちなんですよね、元は(余談)

で、コブトスの入り口からはいることなんかは数えるくらいしかなく、

入るたびに修羅場だった事しか覚えていません。

一番最近は、UOチキチキレースで幽霊で突破したことでしょうか。

さておき、入ってすぐの火柱でダメージを食らうのはお約束として、少し入ったところでハーピーと格闘。

・・・私は見てただけですが。

おもにメイジであるアンダリエル氏とリオンさんがとなってハーピーを呼び寄せ、

それを後ろからringoが殴り、私が中央で踊るという光景でした。

毒マニアアンダリエル氏が毒サイコーと叫んでいるので、ふと武器に毒でも塗ってもらおうかと。

そうそう毒瓶なんて持ち歩いてないだろうなぁと思いつつも、聞いてみる。

空き瓶ありますか?との返答。ああそうか、アルケミあるから作れるのね。

手持ちのNPCキュアポー(ルート品)でも飲んで瓶を作ろうと思った次第。

近くに、昔痛い目にあった毒ガストラップがあるので踏んでみる。

そしてすかさずキュアポーションを・・・

「そのポーションはガーリックが強すぎます」

がぁ、ヴァンパイアはキュアポー飲めないんだった!

あげく自動解毒する始末。この時ばかりはヴァンパイアであることを呪ったり。

いや、この後も呪うんだけどね。

結局アンダリエル氏に自分で飲んでもらって空瓶を作り、無事に毒武器をゲット。

発動さえしなければ減らないし。腐敗もないし。残回数もわからないし。

私の記念すべきUO初毒撃は直後にアンダリエル氏が上書きした毒で消えました。


リオンさんがひたすらハーピーの羽をむしっています。

持ちきれないぐらいに。

もう持てないから持ってーと地面にお金を置き、すかさずまた羽をむしっていました。

私は矢は作らない方なんで、羽にはあまり執着がないんですが。

動けなくなるくらい羽をむしる根性は結構な物です。

私はその辺に落ちている矢が気になったのでホードミニオンを召還して歩くことにしました。

仲間たちがおもしろがってアイテムをおいていきます。拾うミニオン。

結局最後は私が持ち歩くことになるんですが。

リコールでついてこないし、死んだら回収面倒だからね。

でもネクロ魔法剣士って、一番持ち物の重量多いんですよね・・・

秘薬+ネクロ秘薬+替えの武器多数なので。

で、一行は奥へと進むことに。途中でオンラインになったGEROりんを召還。

ゲイザーと戯れたりしながら奥へ奥へと進みます。

その後は特に問題も楽しみもなく、リッチ部屋へと突入。

私普段コブトスはこっからか、もしくは奥のドラゴン部屋直通で来ますから。

たぶんここでringoは死ぬ、そう予言しながら中に入ります。

気を抜くと自分も死ぬことになるわけですが、数の暴力もあってさすがに楽に進みます。

途中道を間違えながらも広間に到達。

この広間はSeaが数々のペットを失ったトラウマの場所だったりするのですが。

そしてついに餌食になったringoと乗っていた馬。

すかさず骨馬にして乗り回す私。

さらにすかさず乗りラマをつれてくる、ラマ普及協会のリオンさん。

なんか、リオンさんは誰よりもネタを提供してくれてますか、実は。

いじられキャラ決定。

いじめられ?

して、最深部のドラ部屋に向かいます。

いたのはドレイク一匹で少しがっかりでした。

羽はともかく革と鱗は剥ぎまくる私ですが、さすがに持てない状態だったので床に置きます。

ミニオンよろしく拾ってくれるアンダリエル氏。こうでなきゃ。

数体のドレイクを葬り、リッチに変えて連れ歩いてみたり。

ドラがいないとあまり面白みがないので、パプアに撤収です。


お金を分配して談話モードに。

なんとなくまったりした雰囲気です。

私自身あまり普段は先頭に立って何かをやるわけではないですが、

こういう時に場を切り替えるのは自分の仕事だと思っています。

ということでおもむろにコインを積んでテレポであがってみたり。

一昔前のイグサ技のようなことが、その辺のアイテムで出来るようになったわけですわ。

あがったところに近づき、コインを引き抜くリオンさん。

その瞬間、私はドレイク部屋に強制送還されていました。

普段タイマンならば決して負ける相手ではないのですが、

心も体も準備なしでいきなり目の前に放り出された日にはあんた。

ブレスで手痛いダメージを食らいます。炎抵抗20ですから。

戦士なのに低いって? いやね。ここで複線が生きてくるんですよ。

ヴァンパイア中は炎抵抗−25何ですってば。

レジ低いので普通に20まで下がってます。

命からがら逃げ帰りました。

期間一番「ひとごろしー」と叫ぶ私。

どうやらリオンさんはどこに飛んだかわかっていた模様。

おのれ確信犯め。日頃の恨みを晴らそうとしましたね?

日頃恨みを買うようなことをしてるかとその通りかもしれません。

今日はギルドが違うので攻撃できないのが悔やまれます。

しかし、あんなとこで死んだら麓まで走らねばならんのですよ?

何度走ったかなぁ・・・

その後はまったりしながらもなんとなく解散しました。


こう文章だけでつづると負の感情が浮き出ますが、愛の鞭ですので気にしないようにしてください。