2004/03/11


それは思わぬ結果を導いた。

そう思わざるを得ないようなこの夜の出来事。


LBRで明かされるはずだったイルシェナーの謎。

しかし、それは未だに放置のまま今日に至っていた。

そもそものバックストーリーを探るべく、公式の「イルシェナー伝」とやらを読んでみる。

ふむ・・・。

各都市に関する情報はそれなりに設定があったのだと知る。


これは独自調査をせねばなるまい。

そう思い、私は更正騎士「Seven」を使い慈悲ゲートより北上し、モントールを目指した。

・・・意外にも狩り場として使用している人が多く、スルーした。

そのまま武勇の森に抜け、巨人の村でサイクロプスや等と戯れていた。

エネミーオブワンを駆使し、旧レポンドのバーディッシュで切り伏せる。

少し離れたヒーラー小屋でエルダーゲイザーと遭遇。

・・・エネミーオブワンの副作用で大ダメージをくらい撃沈。

ヒーラー小屋から近いので蘇生は楽であるが・・・近ければいいという物ではない。

「蘇生後はタゲをすぐ貰う」という性質により、幾度となくレスキルをされた。

両の手では数えきれないほどの死体が転がった頃、何とか撃破に成功する。

このままではプライドが、と言うことで武勇の新称号エリアに良くいるドラゴンに腹いせにいった。


ドラゴンスレイヤーを手に、ドラゴンを切り伏せる。

ワイバーンなど2発で沈む。

その時私は、周りにいるスライムの多さに気づいた。

これは・・・もしかすると。

思いついた私はキャラをネクロマンサー「白夜」に変更。

ウィザーを主軸とした雑魚掃討戦に挑んだ。

そう、一人で武勇のボス沸きにチャレンジしようというのだ。


過去の勇者が設置した水樽を頼りに、外側から反時計回りに雑魚を掃討していった。

大量のスライムやネズミを駆逐しつつ、メッセンジャーで「@武勇沸き」などとさりげなく告知。

程なくして麺が現れ、そしてよく知らない人もいつの間にか混じっていた。

思いの外順調に進み、沸きは第2段階へ。

ラットマンがわき始める。

このあたりで既に参加人数は5人以上いたような気がする。

しかし、私はまだ「いける!」とは思っていなかった。

ロウソクは進み、レノさんやロックさんも駆けつけた。

そろそろラットマンメイジが沸こうとするとき、ようやく私はこう思った。

「もしかしていけるかも?」

だとすれば、キャラを変えねば。

ここは一つ、チャンピオン沸きで使い慣れた「海」にキャラを変更した。



かつての鬼門だった第2段階を突破し、ラットマンメイジが暴れはじめる。

数は少ない物の、ロウソクは着実に進んでいった。



若干暇になるほどの人数なので、中央にたまる人間も増え始める。

このとき既に10人弱まで人が集まっていたようだ。



一本、そしてまた一本と、巻戻ることなくロウソクは進む。



いよいよ、時は近い。



そして・・・



最終段階。

銀蛇やラットマンアーチャーがわき始める。

数の暴力の前には、奴らも無力に等しい。

ここにきて一度白蝋燭はリセットされ焦ったが、2度目で何とか・・・



時は満ちた。



そしてボス登場!

Tだからネズミにされても攻撃される心配はないと踏んでか、普通に攻撃する物も多い。

ついうっかり麺がネズミになったら私が殺ってしまうかも、そう思いつつ、私はペットアタック。



ボスもペットもみんなネズミ化。

見つけにくいけれどもHPバーにカーソルを乗せれば赤く反転するので発見できます。

まぁ、そんなに強い部類のボスではないので・・・



撃破。ばらまかれるゴールド。

ひとしきりボスの「衣類」をルートし、あとはお金をひたすら広い銀行へ転送。

20kくらい拾った。



祭壇に戻るとゲートが出ていたが、音はすれども機能はしていない用だ。



改めて参加者の確認。

どなたも呼んだわけではないが、いつの間にかこの人数になっていました。

談話していると麺はボスが死ぬ前に銀蛇に殺られた模様。

残念賞としてボスの服一式をプレゼントした。

そして・・・ルゥさんが登場。

見事に終わったあとに駆けつけるあたりが流石であるが、私はここに着いたことを評価したい。

そう言うお人です。

残念賞にドラゴンの皮をプレゼント。

裁縫伝説目指して頑張って下さい。


なぜか、騎士道やらネクロの魔法が使えなかったりリコールの使えない珍現象が。

しょうがないのでゲートまで徒歩で戻る。



・・・。

イルシェナーの大地は我々をここから出さないつもりらしい。

予想するに、機能しない黒ゲートに入った副作用だと思われる。

再ログインで事なきを得て、その日は終わった。


イルシェナー探索のはずがいつの間にかボス沸き、あまつさえ攻略成功。

そんな私の座右の銘は「なるようになるさ」でございます。