2004/06/15 千影


無限にて。

メッセンジャーにてイベントの雰囲気を感じ取った私。
ここはすぐさま駆けつけねば! と思いつつ蟻の巣から這い出た。



タウンクライヤーに確認したところ、場所はブリテイン城のようだ。
リコールも使えなくゲートを出すスキルもない私は、キーワナンの裁判と同じくひたすら愛馬を走らせたのであった。


城の前の厩舎側でギルメン、クジャク氏と合流。
「急ぎましょう」との声に無言で頷き(と言うような雰囲気)、王の間へ。
私の馬は銀行近くに放置してきた。


中にはいると、イベントは既に進行していたようだ。
前回のイベントよりは多く人影が見られる。




Load British : Let us go to the final resting place of my friend and pay respects there.

Elaine Bayfely

我が盟友の最後の安らぎの地へと向かい、そこで敬意を捧げようではないか


それではみなさん フェルッカにあるロード・ブラックソーン卿の居城へ移動したいと思います
私が当地へゲートを出してご案内致しましょう それでは
Vas Rel Por (ゲートが開かれた)





フェルッカのブラックソーン城へ到着。




警備の者(オーダーの兵士だろうか?)が並んでいる。

門を抜け左手の方向に進むと、棺のような物が置いてあった。
クリックしたところ、「宝石箱」と表示されたが・・・



Geoffrey : どうやら異常は無さそうだな

そういってロイヤルガードのジェフリーも到着。

つづいて・・・



Clainin : と、とおしておくれ
Geoffrey : 遅いぞ、クレイニン!
Clainin : 申し訳ござらん ちと研究が・・・
Elaine Bayfely : しー 静かに

遅れてきたクレイニンはジェフリーに一喝される。
弁明を始めるも、エレインに制止された。



Emett

おお、クレイニン様
(王の方を向き)
仰せのままに準備が整いました



Load British : I'd like to see my friend once again.
(私は盟友にもう一度会いたい)


Emett : ・・・かしこまりました *静かに棺を開いた*


Load British : By the Virtues! *棺の中から不滅の宝珠の欠片を取り出した*


・・・不滅の宝珠って、なにやらとっても大事なアイテムだった気がするのですが。
そんなところに入れておいて良かったんでしょうか。


Emett : それでは・・・ *静かに棺の蓋を閉めた*


Load British

Lord Blackthorn was a friend and protector, even to the very end.
I ask you to be patient, for I have a tale to tell you, and many questions will be answered.


王の演説開始。以後通訳と交互です。・・・側近の方が日本語しゃべれるのにねぇ。


Emett

ロード・ブラックソンは最後の最後まで我が盟友であり、守護者であった
皆の者に話しておきたいことがあるので、今しばらく辛抱して聞いてほしい
その話を聞けば多くの謎が解けるであろう



「と、おっしゃっています」と言うのはくどくてやめたようです。


Load British

It is tale of how the evil wizard Mondain once bound Sosaria to the Gem of Immortality,
and that a stranger saved us all by defeating him and shattering the Gem.


Emett

邪悪な魔法使いモンデインが、かつて不滅の宝珠の中にソーサリアを閉じ込めてしまった
そこへ冒険者が現れて彼を倒し、その時に宝珠は粉々に砕けてしまったのだ



Load British

I learned some time ago that our world was not freed of the Gem’s magic.
Rather, an exact replica of Sosaria existed in each fragmented shard of the Gem,
with perfect mirrors of us living in each Sosaria and a separate Lord British ruling each separate Britannia



Emett

少し前のことになるが、私は私たちの世界はまだ宝珠の魔法から解放されてはいないのだということを知った
そればかりか、それぞれの宝珠のかけらの中にソーサリアの正確な複製が存在し
それぞれのソーサリアに私たちの完全なる生き写しが存在し
それぞれのブリタニアを別々のロード・ブリティッシュが統治しているということを知った



Load British

I set about to repair the flaws brought about by the Gem.
I hoped to recombine these infinite Sosarias back into one, and by doing so rid us of the great evils that plagued us.



Emett

私は宝珠によってもたらされた傷を治そうと出かけた
そして、無数にあるソーサリアを一つにまとめて
それにより我々を苦しめている巨悪な存在を追い出すことができるのではないかと考えたのだ



Load British

Lord Blackthorn, who was once a good man and my closest friend, urged me to stop.
He stated that each Sosaria was no longer bound to the original whole, as I believed.
Blackthorn warned that to re-merge all these worlds
would lead to the extermination of countless independent lives.


Emett

かつては善人で私の盟友だったロード・ブラックソンはしきりに私に留まるようにと忠告した
彼によるとそれぞれのソーサリアが私が考えたように元の姿に戻ることは二度とないと言うのだ
そして、それぞれの世界を一つに結合させるとそれぞれに生きている無数の命を奪うことになってしまうと彼は警告したのだ


えーと、シャードを統合したら辞めるプレイヤーは出てくるでしょうねぇ・・・
これだけ聞いているとブラックソーンの方が正しいです。


Load British

However, I continued on my course of action,
truly believing that the merging of the remnant pieces would bring
about a level of order and universal peace previously unknown and otherwise unattainable.


Emett

しかし、破片をつなぎ合わせることによってこれまでに経験したことのない
あるいは達成したことのない平和な世の中や世界平和を実現することができると信じ
私は思うままに行動を続けたのである



王、自分を信じて暴走ですか・・・


Load British

My friend Lord Blackthorn is dead, and I am sorrowful at his passing.
He became corrupted by great Evils, and now is no more.
Though we were often at odds, the truth of his downfall wears upon my soul.



Emett

盟友ロード・ブラックソンは他界した・・・彼の死を私はとても悲しんでいる
彼は巨大な悪によって堕落させられ、亡き者とされてしまった
仲たがいをしたこともあったが、彼が道を踏み外してしまったことにはとても心が痛む



Load British

Now, in the wake of my friend's death, I see there was wisdom in his words.
With his death, I have no philosophical counterpoint.
I find I cannot rationalize being as zealously in favor of order as I once allowed myself to be.



Emett

今、彼の死をなぞってみると、彼の言葉に隠されていた知恵を知ることができる
彼の死を目の前にし、私は冷静に物事を計ることができなかった
私はかつて、自分の存在がこの世の秩序であるとしたのと同様に
熱心に秩序を追い求めるばかりで理性的になれない自分に気がついた



Load British

His warning echoes in my soul, and I am compelled to recognize the balance between
the Order that helps us thrive together and the Chaos that allows us to achieve as individuals.



Emett

彼の忠告がまだ私の胸で鳴り響いている
そして私は、我々を共に繁栄させる「オーダー」と
我々がそれぞれに何かを達成するための「カオス」のバランスについて考えざるをえなかった



そういや、カオスオーダー戦争の背景ってどんなのだったんでしょ。
エンサイクロペディアでも読むとしよう・・・


Load British

I cease my pursuit of merging all worlds into one.
My other selves and I were in concordance in all decisions,
and we have become one now and forever, there is only one Lord British.


Emett

私はそれぞれの世界を一つにするのを取りやめた
私の他の分身と私自身は、全てことの決断において一致しており
私たちはすでに一つになっていたのだ
今も、そしてこれからもロード・ブリティッシュはただ一人なのである



Load British

But every being has a right to continued individuality if they wish it.
To honor these worlds, their individuals, and my departed friend,
I will no longer impose my sense of Order over Sosaria.



Emett

しかし、それぞれの国民については望むならば今まで通りに暮らす権利がある
これらの世界、国民ひとりひとり、そして私の亡き友に敬意を表し
私はソーサリアに「オーダー」という考えを強要しないことにする



Load British

Times like these, we find ourselves asking many questions.
I hope I have given you some of the answers for which you sought.



Emett

このような事態にあると、人はいろいろな疑問にぶつかるものである
私の話が皆の抱えている疑問に対して何らかの答えとなることを願っている


Load British : I`d like to go into mourning alone.
Emett : *恭しく頷いた* 陛下はこれより一人で喪に服したい、と仰せです
Geoffrey : 陛下、せめて私が供を・・・



Load British : *小さく首を振り、エレインに向かって頷いた*
Elaine Bayfely :はい Vas Rel Por (ゲートを開く)



こうして、王はいずこへと去っていった。

Geoffrey : ・・・では、城に帰るとしようか
Emett : 私は後片付けを
Geoffrey : 参列してくれた皆を城に送ってやらねば
Clainin : そうじゃな
Elaine Bayfely : 私は後片付けを手伝っていきます
Geoffrey : そうか
Clainin : さてさて、研究の続きじゃ


ここで解散かと思ってびくびくしてました。
馬放置してきたし。




Geoffrey : さあ、入ってくれ

これにてブリ城へ戻ります。
なんて言うか、あっさりしてますねぇ・・・


王の間にて、ジェフリーがまだなんか言ってました。
てか、ジョフリーですか? まあいいや。



Geoffrey

日夜働きづめでなにやら疲れているようだ
重要な局面ではこれからも何かと諸君を頼ることになるだろう
その時は是非力を貸してやって欲しい !


やって欲しい、と言うことはあなたではないのですね。
てことはエレインさんか。


Geoffrey

今日は本当によく集まってくれた
陛下と他の者に代わり礼を言わせてくれ
それではな、諸君!



退場しました。
おわったっぽいので城の外に出ると、エレインさんが戻ってきた模様。
再び王の間に戻ります。





Elaine Bayfely

まだ皆さん残ってらしたのですね
ええ、追悼式は無事終わりました



と、ここでエメットも帰還。

Emett : ただいま戻りました、皆様


Elaine Bayfely

大勢の方にお集まりいただき、亡きロード・ブラックソーンへの哀悼の意を示して下さったこと
そして陛下のお話に厳粛に耳を傾けて下さったこと とても感謝しています
陛下に代わり、重ねてお礼をいわせてください
それでは 失礼いたします


Emett : 私めも失礼させていただきます



と言うことで終わっちゃいました。