2005/10/09



前回の愚行から既に一年が過ぎようとしていた。







「所詮塩には無理な話だったんだ」


「うちらにファッションセンスを求めるのが間違いなんだよ」








そんな事はない。
塩だからこそ、塩らしい方法でファッションを表現できるはずだ。



でも、テーマは思いつきだった。

「2005年 塩・秋のファッションショー」


お題。













「秋の味覚」






気がつくと食べ物の話題で盛りあがっている塩の力を見せてみろ!
無茶だと思いつつ、開催の日は訪れたのであった。






思いつきの衣装を身にまといます。
誰かとかぶっても良いように、見た目は普通に秋っぽくおしゃれな恰好にしときました。




そして、ステージについてあれこれ考えます。
結局ニュジェルムにしたのですが、いつもとは少し違う銀行そばの広場にしました。
結局、いつものステージは遠くて見にくいのですよね・・・

万が一銀行に来た人が見れるように。
それでいて、余り人が多すぎない場所。
それがこの場所でした。





適当に距離を測りながら会場を設営。
ステージを表現する障子を置いて、ベンチを少々追加。
なかなかに見やすい会場になったようです。

参加者を確認してみたところ・・・わずか6人のようです。




「お待たせ致しました。 塩・秋のファッションショーの開催です!
今回のテーマは「ハロウィン」です」

varis: え?
cha: 嘘だ!!
NightWalker: 味覚じゃ?
Griffon: え?
noodle: え?
varis: ええ?

「嘘。  「秋の味覚」です。」



軽いジャブを交えつつ、司会を進行。


まずはエントリーナンバー1番、ヴァイスさん。





「塩の影ひなたに綿服ありのVarisです」


主要部分をナチュラルに誤字高等テクニックです(笑)
しかも気づいていなかった模様。

「今回は世に名だたる麺服を大胆にアレンジ・着色、秋の味覚に仕上げて見ました

こっちでは誤字って無いんだよなぁ。 相変わらず不思議なIMEだ(笑)


「秋茄子のおいしい季節です
そこで!秋茄子のおぼろ芋詰めなすのヘタ付秋レタス添えでございます
この背中のFurがレタスです」



何というか、この時間に開催すると否が応でもお腹が空く素晴らしいテーマに相応しい、おいしそうな服です。

思わず猫が飛びかかる素晴らしい服でした。



続いてエントリーナンバー2番、茶。


「さて二番手は、なにやら怪しげなコートに身を包んだ茶です
その下に隠された服とは・・・ご期待下さい!」





「2番、茶。 新巻鮭(贈答用!」


羽織っていたアンブラローブをばばっと脱いだそこには、まぶしくきらめく銀の鱗。
北海道から秋の味覚、鮭をモチーフにした衣装です。

チェインメイルの編み込みが鱗を思わせるナイスな出来映えです。




そのピッチピチ具合に、またもや猫も飛びつく出来映え!
お約束のように焼き魚にされまして、猫にかじられて終了です(笑)



「では3番手は、ようやく復帰したルゥさんです
正統派で来ることを期待しつつお呼びしましょう」




SS撮れてませんでした・・・

「3ばん、るうです。
メインディッシュからいきなりデザートです。
モンブランをイメージしてみました。
焼き栗も良いですがモンブランもよかです(笑」


秋の味覚で乙女(?)が選ぶのはやはりスイーツ!
秋と言えば栗、栗と言えばモンブラン!


「栗ご飯・・・でもいいんですが(笑
こうすれば栗ご飯ですね・・・」


上着を変えて素早く栗ご飯に変身。
やはりおいしそうです(笑)



お次はロスさん。


「今回も女王の強さを見せるのか?
期待の王者、ロスさんの入場です!」




「4番、アメです。よろしく御願いします。」
秋といえば芋ほり。 サツマイモをイメージしました。」


この時点で、「ああ、かぶった(笑)」と、自分のはお蔵入りしようと思いました(笑)


「さて、サツマイモといえば美味しい中身でしょうか?
黄金のその色は世の乙女を魅了する魅惑の味ですね」





「美味しそうでしょうか?」


紫のローブの下には黄色い衣装が。





想定の範囲内です(笑)




「お次は・・・食欲の秋は女だけの物ではない!
男二番手、レノさんの入場です!」





「カボチャーマンです。 南瓜の国からやってまいりました
ハロウィンだけに使うとはもってのほか! もっと南瓜を食べなさい!
そして世の中の野菜売り場をカボチャで支配するのだー!
がっはっはっはっは。 ではさらば!」


言うだけ言って去っていきました(笑)



ラストはmasaruさん。


「寡黙ならば態度で示せ! その魂、見せて頂きましょう」





「昨日から家なき子です
テーマはエルフの特徴を生かしてみました
都合上後ろを向かせてもらいます」

兜を脱ぎ、後ろを向くmasaruさん。 その姿は・・・




「ニンジン。 秋の味覚じゃないですが許してください」



これは・・・想定外です。
もっとも、同じ髪型の黒いので「イガ栗」とか考えてたのは秘密です(笑)



全参加者の出演が終わったところで、茶に「ボスは?」と聞かれたので、ささっと披露。

基本は同じなので、違うところだけ。


 →  → 

1.まずは焼きます。
2.上だけ剥いて食べます。
3.下も剥いて召し上がれ。

イモヅルが角度的に邪魔だったかもしれませんな。

以上。


「さて皆様。 レベルの高かった今回ですが・・・順位をつけなければなりますまい。






その辺に置いてあった茶の切り身を利用して投票を行います。
審査員が3票持ち、思い思いに票を入れます。





得票は右上から順番に、5.6.1.5.1.6。


同点だらけです。
参加者も一票を持って、自分以外に投票します。


結果は・・・、5.10.1.5.1.8。



「今回の優勝者は・・・見頃に10票を獲得した・・・猫!」



ニャー。



「はともかく、茶らしい」






「さて、優勝の喜びの声を!」

「ウミニカエル!! それはともかく
みなさまありがとうござ・・・猫痛い!!」


またもや猫に噛まれました。





「ではこれにて塩・秋のファッションショーを閉幕します
お疲れ様でした!」


とまぁ、大盛況のうちに終了です。
予想以上に高いクオリティに驚きつつ。

次回、塩文化系イベントにもこうご期待?(笑)